ヘンプ製品はカナダやアメリカなどの大麻合法地域を中心に世界中にシェアが広まり始めています。大麻の健康成分CBDだけを活かした製品はヘルスケアの一環として認知されてきています。
こうしたCBD製品は「喫煙するもの」としての麻ではなく、リラクゼーション飲料やサプリメント的な位置づけで販売されています。喫煙という不健康なイメージから離れ、ヘルスケアに自意識の高い層にアプローチし、北米でシェアを伸ばしているようです。
2025年には4兆円を超える額が動くようになると言われている、アメリカのCBD飲料業界。
その中でもカナダ、アメリカのカリフォルニアやポートランド州など大麻が合法化されている地域では特にCBDマーケットが盛んで、CBDを取り入れた健康系ドリンクが盛んに売られ始めています。
そんな北米発のCBDビバレッジ(飲料)ブランドをご紹介!
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大手飲料メーカーも参戦!急成長中のCBDドリンクマーケット
New Age Beverages (ニューエイジビバレッジ)はナチュラル系飲料を製造販売するアメリカのブランド。お茶やココナッツウォーター、コンブチャのようなヘルシー系ドリンクで既にアジア圏にも参入しています。元々あるボブマーリーをモチーフにしたラインの「MARLEY」シリーズでCBD入りのラインが製造されるようになり、まずはコロラド、オレゴン、ワシントンDCなど大麻合法地域で販売が開始されています。
Alkaline88®
アルカリウォーターで有名なAlkaline88®も、2019年にCBDインフューズドウォーターを販売準備中であると発表しました。独自のテクノロジーにより飲みやすいフレーバーでCBDのリラックス効果と栄養を効率的に摂れる製品の開発に成功したとのことです。
ココナッツやピーチ、ライムなど誰にでも飲みやすいフレーバー、大企業ならではの流通ラインで手軽にスーパーなどで手に入るようになるだろうとAlkaline88®代表のRicky Wrightは語っています。
まとめ
北米で次々と進む大麻合法化に伴い、国民のCBD製品に対するイメージもどんどんオープンになっています。そのためこれまでCBD製品を扱っていなかった大手飲料メーカーがCBD飲料の展開に関心を寄せています。上記の他にも、Coca-Cola、Phivida Holdings Inc. やCannara Biotech Inc.など北米の大手飲料メーカーで2019年以降CBD飲料の発表が予想されています。
日本でもCBDオイルが広まり始めている近年。CBDドリンクを近所のスーパーで手に入れられる日は、そう遠くないかもしれません!